過去の姿に憧れ続ける
ブログを書くのはいつぶりだろうか。
直近の記事はドイツで書いていたけど、今は日本にいる。
あれから色んなことがあった。
就職、コロナウイルス、休業、退職、家業のこと、彼とのこと、などなど。
キーワードだけ並べるとあっさりとして見えるけど、
本当に色んなことを感じたし、考えさせられもした。
人生で初めて、「いっそこのまま消えたいな」と思うような病み期も経験した。
詳しい話は、また1つずつ書こうかと思う。
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最近ずっと心の中にズシーンと留まっていることは
三浦春馬さんについて。
考えると苦しくなるので、「忘れよう、忘れよう」としているけれど
それでも、ふとした瞬間に、1日に1回は考えてしまうので
いっそのことココに書き留めて置くことにする。敬意を込めて。
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「自ら命を断とうとする時、どんな心情だったのだろう。
安堵?悔しさ?悲しさ?虚しさ?怒り?それとも、死後の世界への興味?」
最初、私がその訃報について知った時、「また誹謗中傷でかな.....」と、
ただただ悲しくなった。でもその感情は、どこか薄っぺらかった。
今回のことで初めて、”作品”の外の、『三浦春馬』という人物について知り、
本当に「深みのある美しい人だ」と思った。
そして、今、憧れのような感情を抱いている。
連日ニュースやネットで取り上げられる、彼の映像、言葉、作品を見て
「会ってみたい!もっと話を聞きたい!」という感情が沸き、
その後に「あ、でももうどうやっても会えないんだ」という事実を思い出し、
その度に虚しさを突きつけられる。
なんで命を断つことを選択したんだろう、と思うけれど
私のその問いは「非難」でも「哀れみ」でもなく、「疑問」に近い感情だと思う。
私は、自ら命を断つことを、”悪い”とは思っていなくて
その人自身が出した決断であれば尊重したいと思う。
そして、彼の過去の姿に、憧れ続けようと思う。