くせ毛の憂鬱。私は、うねうねパサパサごわごわタイプです。
うねうね。パサパサ。ごわごわ。
この擬音、大っ嫌いです。(笑)
これらの擬音に、気分が沈んだりor嫌気がさすあなたは...紛れもなく私の仲間ですね?”やっかいくせ毛”の持ち主ですね?(笑)
思い返すこと約15年前...私の髪の毛はサッラサラでした。ヘアピンがスルっと落ちて止まらないくらいに。その上、髪の毛の色素が薄かったので、焦げ茶色でした。
近所のおばちゃんや小学校の先生から「お人形さんみたいやねぇ」って言ってもらったことあるし、小学校3年生のときには、高学年のイケイケ系の人らに「髪の毛染めてんの?(ギロリ)」って絡まれたこともあります。(笑)
小学校のころは、まだそんなにオシャレにも目覚めてなかったし、そのサラサラヘアーのありがたみにも気付いてませんでした...(泣)もっと自分のサラサラヘアーを愛でるべきだったのでしょうか...(笑)
中学生になって、吹奏楽部に入り、めっちゃスパルタの塾に入り(個人経営の塾)、小学校からやってた習い事2つ(ピアノとそろばん)も続けてました。超絶忙しい日々でした。中学生にして、今のところ、人生で一番余裕がない日々を過ごしてました。
なんと言っても、このスパルタ塾が本間にスパルタで。(笑)
週3、3時間/回、1学年10人程の少人数制。宿題大量。そして ”教えてもらう” じゃなく ”自分で考える” 方針。
宿題をもとに授業が始まるので、宿題をちゃんとやってないと「何しに来たの?帰ってやったら?」と冷たく見放される。(まぁそりゃそうや。笑)
英語や社会などの暗記教科は、”まずは教科書まるまる覚えましょう”っていう方針で、毎回、他の生徒に聞かれながら、先生に自分が暗記してきたものを発表?する。
まぁでも、進学校の人からすれば、普通のことかもしれないですね。このスパルタ塾、そしてこのスパルタ先生のことを「本間にスパルタやったなー」って思う点はまだあります。生徒に媚びず、中学生相手にかなり毒舌でした。 (厳しくして辞められたら困るから、生徒をちやほやする塾もあるようです)
例えば、私たちはこんなことをよく言われていました。
「勉強せずにチャラチャラして何がカッコいいの」
「(サッカー部の人に対して)部活ばっかしてたら筋肉バカになるよ」
「部活ばっかやらせる先生だって、どうせ脳みそ空っぽでしょ」
「旦那に媚び売って生きてるような、そこらへんのおばちゃんみたいになりたい?」
「勉強して自立しないと!」
かなり刺激的じゃないですか?(笑)しかも、ついこの間まで小学校で、何にも考えずに走り回ってたような自分たちに向かってこの言葉たちが飛んで来るのです。
今だから、「大事なこと学ばしてもらったなぁ」「貴重な先生や」「60歳超えてもバリバリ頑張ってる先生カッコいい。」「胸はって先生に会うことが目標の1つ!」っていう風に思えますが、当時は、塾を中心に自分の生活が回っていて、常に緊張してたし、時間がないって焦って、いつもピリピリしてました。
そのころの自分のモットーは今でも良く覚えています。
「いかに宿題に時間を充てられるか」「今これをやるべきか。時間が無駄じゃないか」
なので、塾がある日の学校の帰り道は、
「いま10分走ったら、10分多く社会の暗記に時間あてられるな。よし、ダッシュ!」とか「信号引っかからんかった!いつもより1問多く解けるかな」とか考えて帰ってました。(笑)
今思うと、かなりストレス抱えてました。そして、心荒んでたなーって思います。
家族と、連絡事項以外で話すことも”無駄な時間”って思っていて、「うん。それが何?その会話意味あるの?」って態度でした。この感情を思い出すと何とも言えない寂しい
気分になります....結構な苦しい思い出ですが、「この経験がなかったらもしかすると、もっと適当に生きてしまってたかも....」とも思うし、何かあった時、”あれだけ必死に頑張ってた自分"から自信をもらうことも出来ています。得たことも多いので結果オーライです!(笑)
だいぶスパルタ話が長くなってしまいましたが...
そうした超絶忙しい日々を過ごしていて、気付けば、前髪の端っこがピョンっとなってました。髪の毛の手触りも、サラサラとは真逆になっていました。私の”くせ毛人生”がスタートしました。成長期に、ホルモンの変化で髪質も変わることがあるみたいなので、自然の成り行きでなったのか?それとも、ストレスなのか?
分かりません。
ただこの頃、便秘↔下痢を繰り返して、ホントに毎日のように学校でお腹が猛烈に痛くなって、何か生まれるんちゃうか?って思いながらトイレによくこもってました。汚くてすみません。(笑)これはストレスのせいだったのか?だとしたら、くせ毛になったのもこの時期なので...
ストレスが原因かも。
でも、もう1つ可能性が。遺伝が原因かも。
そこで、両親の髪の毛を思い出してみると...
父の髪質:太めで直毛
母の髪質:極細でめっちゃ柔らかくてくせ毛
私の髪質:太めで硬くてくせ毛
2人とも私の髪質と違う。ちなみに、弟の髪質は、まさに母と同じ。
あれ、私だけ....まさか私は....そう言えば、思春期終わったのに父のにおい好きって思ったこと無いな....(思春期超えると好きになるらしい) 一体 私は誰の子....(笑)
でも!安心して下さい。顔と、胴体:足の比率、似てます。(笑)
ということは、両親のあんまり嬉しくない髪質を受け継いだのかも...
理由は定かじゃないですが、とりあえず”やっかいくせ毛”になりました。
15年後、自分の髪の毛にこんな苦労するとは思ってもみませんでした。
美容室でもいつも言われます。「くせスゴイね!大変でしょ?」はい。その通りです。
素敵な美容師さんには出会ってきましたが、私の1番の味方は、縮毛矯正です。(笑)
残念ながら、私の髪を、カットだけで思い通りの髪型にするのは難しいようです。
日本では、かれこれ5年ほど通っている行きつけの美容室があり、くせの特徴とかも把握してもらっているので「いつものように~」って感じでやってもらっています。
でも、今は留学中です。ドイツの美容室は、結構適当らしいので(もしくは日本の美容室が素晴らしすぎるか)、”やっかいくせ毛”の私は怖くて行けません。(笑)
なので、バスで2時間かかる、日本人が経営している美容室に行っています。今までに2回お世話になりました。でもカラーとカットだけで、まだ縮毛矯正はしてません。
最後に縮毛矯正をしたのは、半年ほど前(日本にいる時)なので、もう取れてます。うねうねです。
そろそろ縮毛矯正してもらおうか、どうしようか。めっちゃ迷う。
なんで即決しないかと言うと...
値段が高いのと、それに、アイロンでセットすればまあまあいい感じになるからです。(笑)
それなら「じゃあアイロンで頑張れば良いやん!」って思いますよね。
だがしかし!ドイツは降水確率が高いのです(泣)せっかくアイロンで朝頑張ったのに、急な雨で一瞬で、うねうね~ってことがしょっちゅうです。(泣)このシチュエーションに出くわすと、私は気分がガクーンと下がります。
今まで、同じ”やっかいくせ毛”の人に出会ったことがないので、この憂鬱が分かる方は、ぜひ一緒にウジウジ不満を言い合いましょう!(笑)